在宅介護が始まった~(3)

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義父は、GW中も元気に過ごすことができました。

このご時世、自粛モードなので、家族のお見舞いも思うようにいかない状況ではありますが、

ZOOMやLINEカメラを通して、孫やひ孫の顔を見ることもできました。

相変わらず食欲もあって、三度の食事に、今度は、おやつも加わりました(笑)

どうしようか探した結果、ミニ水ようかんやミニゼリーだと咽にくいようでした。

お煎餅が食べたいと言われたので、ぬれ煎を買いに行きましたが、

こんなの煎餅じゃない、と言われ(汗)、

ごく普通のお煎餅を少しずつ疲れるほどかんで食べるようになりました。

あげていて、一番怖かったのは、水分です。

咽たときは、目を白黒させてしまうので、焦ってしまいました。

なので、介護士さんに相談して、水分にとろみをつけることにしました。

 

最初は少し抵抗があったみたいですが、納得してくれました。

 

もちろん、食べれば食べるほどと、言っていいくらい、

痰の量は増えているように感じます。

うまく吸引できる日もあれば、そうでもない日もあって、

いくら食べるために退院したとはいえ、

こんなに食べさせてしまっていいのだろうか・・・とも感じます。

訪問介護の方や訪問看護の方、また何より訪問診療の医師の先生にも

内緒でたべさせていたので、罪悪感を感じていました。

(きっと口腔ケアの時に、ばれているはずですから・・・笑)

なので、思い切って正直に話しました。

すると、病院ではそれをさせられないけれど、家族の責任のもと、

自由に選択してよい。とのことでした。

罪悪感はなくなりました。

 

それにしても、義父は、病院で点滴のみの生活が1か月以上続いていたのに、

こうして今では微量ながらも、何でも食べられていて、本当に驚きです。

それに実は、退院時、医師に「GW明けまでもたないでしょう。」と言われていたのですから・・・。

なんと言っても98歳なのですから・・・。

 

でもそこはやはり戦争体験者なのですね?!

生きたい!生きよう!という意志が固いのだと思います。

 

ただ、困ったことに、少しボケてきているのか?

食べ終わって5分も経たないうちに、また食べたがったり、

今までと同じ生活ができると思っているのか、ちょっと目を離したすきに、

自分でベッドの角度を上げて、起き上がろうとしたのか、

ベッドから落ちて、身動きできなくなることがあるという点です。

 

正直、少しずつ、ストレスを感じ始めたこの頃です。

 

投稿者プロフィール

MOTHERS NET
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。

離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、

これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、

絵本や絵やポストカードなどを創作しています。

それは、心の扉を開いたとき、

「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。

それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。

日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。


*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。

*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。

*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。












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