このブログも、私の今の生き方も
「本当の自分に還って、感性を取り戻し、人生を創造すること」
をテーマにしていましたし、
今でも、そうしていきたいと思っていますが、
最近、少しいきづまりを感じるようになり、
もう一度、自分を見つめ直してみたいと思うようになりました。
それは、最近、絵を描いていても、ワクワクしなくなってきたからなのです。
もう一歩が足りないというか、やりがいがほしいというか・・・
これでいいのだろうか・・・と頭の片隅で思うようになっていたのです。
絵を描くことは、とにかく楽しいけれど、それは単なる自己満足なわけで、
私は、残りの人生をただ快楽のためだけに生きていいのかな・・・とか・・・。
私は、そもそも、なんでこの地球に生まれてきたのかなあ・・・とか・・・。
そんな大げさなことをしたいと思っているわけではないですし、
「人の為と書いて、偽りと読む」と言われるように、
まず、私の心を満たしていないと、枯渇してしまうことも、
以前やっていたNPOで経験したので、わきまえているつもりです。
でも、本当に今のままでいいのかな・・・と感じてしまうのです。
しばらく、そんなことを、書き綴って行きたいと思います。
子供の頃のホームシックの感覚
これまで、あまり話さずにいたのですが、
最近それをよく思うことがあったので、
ちょっと話してみたいと思います。
でも、それは、きっとわかる人にしか わからないことかと思うので、
もし、え?と思われる方はスルーしてくださいね。
私は、子供のころからずっと・・・
どこにいても、母といても、
ホームシックの感覚があって、空を見上げることが多い子どもでした。
どこかで、私の名前を呼ぶ声が聞こえたり、
何とも言えない心細い感覚に陥るのです。
それは、まるで初めてお泊り旅行に行ったとき、
寝るころになると、急に家を思い出すような、そんな寂しさ・・・。
そんな時、一番心が癒えるのは、お月さまでした。

あの柔らかくて温かな、
じっと見つめ合うと、優しく見守ってくれるお月さまは、
まるで神様のようで。
長い間、佇んでいたものです。
その感覚は、大人になってもかなり長いこと続きました。
( 嫌だった実家を逃げるように結婚したときも、
離婚したときも、再婚してからも・・・。)
幽体離脱?
それから、両親が不仲だったので、
いつ家庭が崩壊してもおかしくない環境で私は育ちました。
私は長女で、第一子。
弟たちの面倒を見るのも、家事を手伝うのも、
親戚の声を聞くのも、
母の愚痴を聞くのも、
父に話をするのも、
どうか、家庭が崩壊しないようにと、両親の仲を取り持つのも、
私の役目。
なんでそんな負担が多いのか?
と嘆いている場合じゃありません。
それは、第一子として生まれてきた者の宿命なんですから・・・。
そんな中、母と私が会話しているのを見ている、
もうひとりの私がいるのです。
その不思議な感覚は、私が母と話をしているときが多く、
何だか気持ちが悪い感覚でした。
支配力の強い母だったので、
母と会話している様子を見ている、
もうひとりの私は、
「またここで出会ったのね・・・。」
と言っているような感じもしました。
もしかすると、魂が身体から逃げだしたかったのかなあ・・・
なんて風にも思えます。
そんな風に、ホームシックのようになってしまったり、魂が離れてしまったり・・・
というのは、きっとこの地球に生まれたかったわけでは
なかったように思えてならなかったのです。
でも・・・
いや、本当にそうなのだろうか・・・。
もしかしたら、それは生きにくさを感じている私の
言い訳だったり、逃げ口実なのではないだろうか・・・?
最近になって、そんな声も聞こえてくるようになったのです。
たとえ、もし、間違えて地球に生まれてきてしまったとしても、
「これでいいのだ」と受け容れることで、
そのシナリオが、生きてくることもあるのかもしれないと
思うようになったのです。
何はともあれ、この美しい地球にうまれたのですから・・・。

私がスピリチュアル系のことに興味を持つようになったのも、
そもそも、こういった違和感 (←簡単に言ってしまえば)から、
はじまっていたので、
それは自然な流れだったと言えるのかもしれません。
でも、その後、節目と言える、私にとって、大きな出来事があって、
もっと真剣に生きる意味を考えるようになったのでした。 (つづく)
投稿者プロフィール

-
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。
離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、
これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、
絵本や絵やポストカードなどを創作しています。
それは、心の扉を開いたとき、
「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。
それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。
日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。
*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。
*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。
*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。
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