子育ての悩みを軽くするパートナーシップ~心得ておきたい4つのこと

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パートナーとの意志の疎通に関して言えば、

もちろん「子育て」に限ったことではありませんが、

特に「子育て」という共同事業・・・できたら、「あうんの呼吸」でありたいですよね。

 

特に、殆どのママたちは働きながらの子育てですから、

パートナーや家族の協力関係はとても大切。

 

今はイクメンが増えていますから、以前よりかなり男性も育児に携わってくれて、

協力的な感じはしますが、根本的なところではどうしても食い違ってしまって、

「いちいち、言わなくても察してよ。」 って、イライラする事ってないですか?

 

でも、それを溜め込んでしまったら、子育てはおろか、結婚生活も危ういものになってしまいます。

そんな時、知っておくと便利なのが女性と男性の脳の違いなんです!

 

子育てをするのに、少し気持ちが楽になりますので、

是非、参考にしてみてくださいね。

 

女性と男性の脳の違い

例えば、子どもが泣いているのに、何故かテレビに夢中だったり、

ためてるお風呂の水を見ておいて、と頼んだのに、気がつけば溢れていたり、

買い物を頼んだら、なかなか帰ってきてくれなかったり、

大事なことを相談していても ウワノソラ だったり・・・

あれ?って思うこと、ありませんか?

 

女性は台所仕事をしながら、子どもの声を聴くことも、

テレビを見ることも、お風呂の水を気にすることも一度にできるのに、

男性はテレビを見始めたら、他の事は全く見えなく聞こえなく感じなくなってしまうの、なぜ???

って思いませんか。

 

忙しいから買い物を頼んでるのに、なんでなかなか帰ってきてくれないの?

って思いませんか? (・・・因みに、これすべて実話なんです。)

 

 

実は、そもそも女性と男性は、脳の仕組みが全然違ったのです。

(なので、ご安心ください! これはどこの家庭でも 多かれ少なかれ、同じなのです。)

では女性と男性は脳が、どんな風に違うのか、説明しますね。

 

脳には、右脳と左脳を繋ぐ神経繊維の束である「脳梁(のうりょう)」

という部分があるのですが、

その太さが、女性は男性より20%近くも太く出来ているのです。

つまり感性を司る右脳と 言語中枢や論理的を司る左脳の連携がよいということです。

 

そもそも身体の仕組みが違うので、いたし方ないというもの・・・。

 

女性は大切な子どもを守りながら(感じながら)察して動いているため、

男性にも同じようであって欲しいとつい思ってしまうがあまり、

「大切なのだから・・・」「愛しているのなら・・・」なんて

期待してしまうわけですが、残念無念、そうはいかないのです。

 

「疲れてそうだから、今日は洗い物をしておくよ。」なんて優しい言葉がないのも、

髪を切ってもちっとも気が付いてくれないのも、

期待はずれ なのも仕方ないことなのです。

 

だからといって、愛していないわけでも、大切じゃないわけでもないのです。

それとこれとは、全く別なのです。

 

それにそもそも男性は「お願いされる事」や「問題解決」が大好きな生き物なのですから、

そういった特性を上手に活かして、結論から論理立てて、話したり頼んだりする必要があるわけなのです。

 

感性が大切な女性・理論が大切な男性

 

女性はとかく、日常の細かな出来事で感じた心のヒダのようなものを知って欲しいし、

その時の感情を「共感」して欲しい生き物ですよね。

 

例えば

「あのスーパーってね、インスタントコーヒーの値段が毎日300円近く違うのよ。おかしいと思わない?

もし買った次の日に300円も安くなっていたらと、思うとゾッとしちゃうわ」

なんて話があったとします。

 

女性にとってこれは大問題。

そこで登場するのが

〈女性からの見解〉

  • 毎日値段が300円も違うということへの驚き。
  • 買った次の日に安くなっていたことをイメージするとゾッとしちゃう気持ち。
  • 毎日チェックしておかなくてはならないと思う疲れ。
  • そういう売り方をしているスーパーへの怒り。

でも、これって、男性にとっては、めちゃくちゃ不毛な話なのです。

 

〈男性からの見解〉

  • 300円位いいじゃないか、いちいち小さなことに腹をたてるなよ、面倒臭い・・・
  • 大体、それを聞いたからといって、何かが出来るわけでもないし、
  • ・・・で、そのオチはなんなの?

って感じみたいなようです。

 

でも、それが、例えば、仕事の悩みとか、姑との問題とか、子どもの教育など・・・

本当に大切な話は、もちろん、オチなんてなくても、

真剣に聴いてほしいものですよね。

 

そんな時、知っておくと得する簡単な方法をお伝えしますね。

 

男性に伝わりやすい話し方

男性に伝わりやすい話し方・頼み方のポイントは

 

  • 「結論」と「論点の数」を最初に述べてから、詳細は後から説明する。
  • 日時・場所・そうしたい理由・・・などをなるべくロジカルに。

 

「お互いの共感」より「問題解決」が重要な男性にとっては、そこが大切なんですね。

つまり、話を聞き始めた時点で、問題を切り分けながら、

解決する筋道の方向ばかりに脳が働いていく仕事脳なのです。

男性にとってはそこが大切なわけで、言わば、男の勲章のように思っているのですね。

 

なので、問題を切り分けやすいように、簡潔に筋道を立てて話さないと、

特に男性は言っている意味がよく理解できないのです。

(思い返せば、小さい頃から「男の子」と「女の子」の発達具合も違って感じるのは、

この脳の関係にもあるようですね。

このような脳の仕組みがあったとわかれば、少し安心できるのではないでしょうか?)

 

でも、そこで、女性陣は、一生懸命、問題解決に向けて全力を注いでくれていることを一旦感謝して受け容れましょう。

意外と違った視点で、何か創造的なことが生まれるかもしれません。

 

女性の気持ちが解る話の聴き方

女性の話を真剣に聴いてるつもりなのに、

地雷を踏んで、逆ギレされてしまうことってよくありますよね?

 

そんな時は、まさにアドバイスをしてしまったときです。

女性は問題を解決してほしいわけではない。その時のその気持ちに寄り添って、

共感してほしいダケ

 

目指すところが全く違うので、お互いに不完全燃焼になってしまうというわけです。

 

これは実は、妻とのコミュニケーションだけでなく、

仕事にも応用が聴くので、知っていて損はないことです。

 

一般的に「コミュニケーション力」とは、上手な話術のように思いがちですが

そうではなくて、「聴く力」なんです。

取引先やお客さんや同僚や上司の話を聴きながら、その背景を考えること。

それは女性の話を聴くことにとても共通しています。

 

~某大手の車販売会社のトップセールスマンはその車の知識など全くなく、

地域の御用聞きのようなことをしていた~なんて話を聴いたことがありますが、

 

売りたいと思ったその車のことより、そのお客様の生活の背景に寄り添うことで

より良いサービスが出来たということです。

 

結局、誰からそれを購入したいか!なんですね?!

 

結局「人」なんです。

つまり、一番身近な「妻」であっても、「人」。

アカの他人です。

 

身近過ぎて、妻の生活の背景なんて解りきっていると思うかもしれませんが、意外や意外。

 

それほど解っていないのが現実なんです。

まず、夫の側も、妻の言葉の裏側にあるものを

読み取るような気持ちで話を聴いてみるとよいかもしれません。

 

まとめ

しばし、妻にとって、誰よりも大切に思う対象は「我が子」なわけなので、

愛するパートナーが「母」に変わってしまうのを

少し寂しく、そして少し微笑ましく、複雑な思いを胸に生きているのかもしれません。

 

そもそも、脳の仕組みが違うことを頭の片隅において、ゆったりと自分を緩めてあげましょう。

 

そしてお互いに、つかず離れずの距離感で

お互いの人生を尊重し合えるように、コミュニケーション力をアップしていけたらよいですね。

投稿者プロフィール

MOTHERS NET
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。

離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、

これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、

絵本や絵やポストカードなどを創作しています。

それは、心の扉を開いたとき、

「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。

それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。

日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。


*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。

*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。

*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。












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