なかなか変えられない性分と、パートナーシップ

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以前、西城秀樹さんが脳梗塞を患った後、

必死でリハビリを頑張っていた様子をテレビでみたことがあります。

訃報の後に

「病気になっていろいろなことが解ってきた。病気に感謝です。」

というような生前のメッセージを読むと、本当に胸が熱くなりますね。

 

 

病気になって、及ばずながら、

自己と向き合っています。

 

中でも、私の「性分」のようなものを改めて感じさせられます。

 

ちょっと、身も心も痛いけど、

解ってきたところから、少し赤裸々に?書いてみたいと思います。

 

 

 

まず、痛みについてです。

 

痛みって (痛みだけでなく、淋しさとか悲しみとかの精神面も全てそうだと思うけど)

人それぞれ個人差があるから、

・痛みを感じる私は、弱いんじゃないか?

・このくらいで薬を飲んじゃいけないんじゃないか?

・みんなは、もっと我慢してるんじゃないか?

・弱音を吐いたら、家族に心配かけるんじゃないか?

って思っちゃうんです。

(因みに、痛みが酷い時はこちらの薬を・・・と渡されたのですが・・・

なかなか踏み切れなくて・・・

一昨日、友人にきいて、常用性もないことが解り、

今回の痛みは半端じゃなかったので、

そちらの薬も試してみましたら、お陰様で、かなり効きました!)

 

 

私は、3回も、陣痛を経験しているから

痛みは、鍛えられている点もあるけれど、

要するに弱音を吐いたり、甘えたりが下手なんです。

 

これも、3月30日に未熟児で、

第一子、長女(おまけにやんちゃな弟二人)として生まれ、

(親の愛と、心配と安心感欲しさから?)

「しっかりしなさい!」と言われ続けて育った者の

宿命のようなものなのかもしれません。
なんとか今回は、主人にお願いして、背中を擦ってもらったり、

「いてくれるだけで安心したよ。ありがとう」

なんて、正直に言ってみたりもしたのですが、

それが精一杯。

 

 

3件目の病院でやっと原因が解ると、

(きっと主人は安心したのだと思うけど、)

飲み会に行って、なかなか帰ってこなくて

シラッと、別に聴いてこないので、

なかなか詳細を話せなかったりして・・・。
96歳の義父が、

よく

「としこ(亡き妻)は、お産のときも、いいから仕事に行きなさい。

って、仕事 優先にしてくれて、本当に立派だった・・・」

と昔話をよく聞かされるので、

なんとなく、そういうのが、美徳になっているのかもしれません。

 

夫は、さっきもサックスの練習に出かけてしまったのですが、

「お願いだから行かないで~」なんて、

言えればよかったのかもしれませんが、

なかなか、やっぱり、そんな気の利いた可愛いこと、言えませんでした・・・(トホホ・・・)

 

 

腎臓とか胸とか、臓器が2つあるものは、

パートナーシップが原因、て

どこかで、聞いたことがあるのですが、

そうなのかもと思います。

 

カウンセラーの岡部明美ちゃんのご著書『私に帰る旅』

(は、私のバイブル本に、なっていて、

折り目の付け方によって、

私にとっての重要な度合いが解るようになっているのですが、

やはりその中の、とても重要な折り目の)にありました。

「・・・甘えていい時も、頼っていい時もあるのだということ。

なんでも自分でしようと思わないで人に協力を仰ぐこと。

人と助け合って生きること。人生の大きな川の流れに身を任せること、

流れに従うこと。」

これらは全部、私に欠けていることであり、不器用なことだった。

いろいろなプライドや意地、妙な根性や信念や頑固さが邪魔して、私は力を抜くこと、

流れに身を任せることがヘタだった。それに自分と状況を

いつもコントロールしようとしてきた。

もちろん、気づいたからといって、

ぱっと私という人間が変わるわけではないと思うけれど、

少なくとも今まで全く無意識、無自覚にしていたことを

これからは気づいたときに軌道修正すればいいんだと思えただけで、

少しだけ心に余裕がもてた。

 

読んでたら、涙がこみ上げてきました・・・。

 

脈々と続く、親子の在り方も、とても大切ですが、

夫婦の在り方を通しての、親子の在り方は

(上手く言えないのですが・・・) もっと重要な気がしています。

 

とはいえ、なかなか変えられないし、

なかなか難しい・・・です(笑)

 

 

 

「してもらうことにも慣れていないと、

将来、車椅子になっちゃうよ」

なんて、以前どなたかに言われたセリフをふと思い出しました・・・。

 

 

 

投稿者プロフィール

MOTHERS NET
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。

離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、

これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、

絵本や絵やポストカードなどを創作しています。

それは、心の扉を開いたとき、

「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。

それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。

日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。


*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。

*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。

*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。












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