「本当にやりたいことで稼いでいきたい」という想いを否定するもの(1)
に書いた、
それは子ども時分の育てられ方だったり、
親から浴びた言葉だったり、
高度成長期という時代だったり、
その時、その時の、人生劇場で繰り広げられていた
大人たちの会話や態度だったり、
バブルの頃に、私のシングルマザー時代があったことだったり、
について改めて考える。。
つまり、お金を得たい想いと
お金に対する否定的な想いが表裏一体に在るがために、
お金に振り回されている自分。
そして、それを得るに値する能力や価値がないという
自己肯定感の低さを
潜在的な部分で感じる。
昔 読んだ、『夢をかなえるゾウ』にもあった、
〈・・・今まで僕は何度も何度も、変わろうと決心してきた。
目標を決めて毎日必ず実行しようと思ったり、
仕事が終わって家に帰ってきてからも勉強しようとするのだけど、
でもだめだった。・・・〉
のあたり・・・も同じ。
つまり、
何か資格や勉強をすることによって、
その上塗りをしていたにすぎないように思う。
それは「頑張ることをやめる勇気」を持つ必要があるようにも思った。
以前、
栄養ドリンクのリゲインのCMは
「24時間闘えますか?」というセリフだったし、
それからSMAPの「がんばりましょう」が流行った
25年くらい前、
長女がまだ小学校1年生くらいの頃、
「努力と根性」というあの歌にもあるように、
子どもたちが育った時代もやっぱり、
「努力と根性」が必要とされていた。
その後、ゆとり教育とか、その廃止とか・・・
いろいろ世の中変わっていったけれど、
でも、本当に頑張ったらいいことあるのかな?
お金は大変な想いをして稼ぐものなのかな?
お金が軸にあると、結局それに翻弄されてしまう。
お金は自分の自己実現のための単なる「道具」であって、
その前にまず、自分の「いのち」を何のために、
注いで生きていくか?
お金はエネルギーとよく聞くけれど、
何か寝食忘れるほど、没頭するようなことや
何だかよくわからないけど、
心が一番満たされること・・・。
それをしている時の自分が
たとえ自己満足であったとしても・・・
心の声に正直に生きる・・・って
まずやっぱりそこなのかな?と思ったりする。
頑張ることを止める勇気を持ちたい。
そもそも、なんで私は頑張ってばかりいるのだろう。
頑張ることをなぜ止めれないのだろう。
そこそこ仕事は出来る。
そつなく こなせる。
でも、だから、出来ちゃうことに、しがみついているのであろうか・・・。
人様からの評価を恐れているのだろうか?
私が頑張らないと誰かが困るのだろうか?
朝、仕事場につくと顔だけ熱くなり、耳まで真っ赤になり、
手のひらに沢山の汗をかき、動悸がして、
トイレに駆け込む。
身体が知らせてくれる信号なのだろうか?
でも、みんなだったら、普通もっと頑張るのかな?
私は根性が足りないのかな?
だとしたら、みんなのように頑張らなくちゃ
このままじゃ打たれ弱くて、情けない人間になっちゃうのかな?
どうなんだろう・・・?
って頭の中がぐるぐるする・・・。
もう少し、心の声に耳を澄ましてみようと思う。
投稿者プロフィール

-
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。
離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、
これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、
絵本や絵やポストカードなどを創作しています。
それは、心の扉を開いたとき、
「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。
それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。
日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。
*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。
*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。
*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。
詳しいプロフィールはこちら
最新の投稿
自分を愉しむ2023.03.13神舞の庭
自分を愉しむ2023.01.07今日は満月日和。食べないお稽古の日。
気づきのノート2023.01.06母親になって後悔している
自分を愉しむ2023.01.052023年新年のご挨拶
コメントを残す