常識

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帰り道、トボトボ歩道橋を歩く時、

やはり肩をうなだれて疲れていそうなサラリーマンをたくさん見かける。

 

「今日も1日ご苦労さん!」

 

・・・でもなんで、こんなに日本人って働いてばかりなんだろう・・・。

 

朝は携帯片手に、満員電車に揺られ、

帰りも、満員電車に揺られて、ぐったり疲れて帰る。

その間(拘束時間)大抵、10時間以上。

 

生きていくために働くのに、拘束されてしまう時間が

あまりにも、長すぎないだろうか。

 

一日の約半分が拘束されてしまい、その残りの7~8時間が睡眠時間だとしたら、

食事や風呂に入る時間を含めても、自由な余暇の時間は5時間程度。

 

・・・とすると、逆に仕事に費やしている、拘束されている時間は、

つまり、人生の約2分の1くらいになってしまうのだ。

 

夕陽の色も、花の色も、風の香りも、少しずつ少しずつ変わっているのに、

全く目に入らず、ただただ業務を行っているだけなのはおかしくないだろうか。

 

「なんでそんなに働くの~?」

と、バックパッカーで旅をしていた娘夫婦の帰国後の、

第一声だったように思うが、

すべてが当たり前のようになっていたようだ。

 

子供の頃、当たり前のように、ランドセルを背負い、

完全食だといっていた、牛乳を鼻を摘んでのみ、

当たり前のように、仕事をしていたけれど、

 

そのひとつひとつの所謂「常識」と言われたことは、

ことごとく「非常識」になっていた。

 

 

自分軸をしっかり持ち、

本当の自分の声に素直に耳を傾け

その「常識」をもう一度確認したい。

 

 

投稿者プロフィール

MOTHERS NET
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。

離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、

これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、

絵本や絵やポストカードなどを創作しています。

それは、心の扉を開いたとき、

「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。

それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。

日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。


*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。

*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。

*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。












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