ステップファミリーであろうとなかろうと

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我が家は、子連れ同士の再婚家族なので、ステップファミリーです。

 

長女は私の連れ子。前の夫と離別。

次女は夫の連れ子。夫は前の奥様の産後の肥立ちが悪く、

次女を産んで2か月と少しで、死別。です。

 

 

長女が7歳、

次女が3歳の時に私たちは再婚し、

その後二人の子どもに恵まれました。

 

 

子育て中は、悩み尽くしの人生でした。

思春期、反抗期、成長期の子ども達を相手に、

常にイライラしていました。

 

でも、よくよく考えれば、

そのイライラの相手は、自分だったのです。

 

子どもをうまく育てられない。

まして、養女のことを

他の子どもたちと同じように愛せていない罪悪感。

 

自分のことが

昔読んだ「シンデレラ姫」か「白雪姫」にでてくる

意地悪な魔女にしか思えなかった。

 

虐待していたわけでも

ネグレクトだったわけでもないけれど、

それでも、自分が嫌いで嫌いで仕方なかった。

 

そしてそれは、どこか私と実母の関係性にも、似ていた。

 

 

私も母から、私は愛されていたわけではないし、

だから私は「愛」なんてわからないし・・・と。

 

 

ただ、もし、今また、

そんな過去に戻ったとしても、

 

きっと、また同じことで悩み、同じことで苦しむと思うのです。

もうあんなに辛い日々は繰り返したくないと思っていても・・・。

 

 

だって、その当時は、それで精一杯だったのだから・・・。

もう、どうしようもないほど、精一杯頑張っての、毎日だったのだけは

確かなのだから・・・。

 

もし今、子育てに悩んでいる人がいたとして、

それを言ったからといって、

解るかどうかは、その人の流れ次第なのかもしれないし、

なんの助言にもならないかもしれないけれど。

 

 

悩んでいるのは、そこに愛があるから。

 

そして、

 

みんな誰でも、いろいろな顔があるということ。

 

子どもに見せる顔も

友達に見せる顔も

ママ友に見せる顔も

夫に見せる顔も

御姑さんに見せる顔も

 

違うように。

 

みんないろいろな面を持っていて。

 

 

だから、そんな

醜い自分も

だらしない部分も

冷たい部分も

優しい部分も

 

みんな丸ごと

認めて、赦してあげたとき。

 

必ず

何かが変わるのです。

 

 

ステップファミリーであることを

後悔することもあるでしょう。

人生を憎むこともあるでしょう。

 

でも、一般的な家庭だって、同じなんです、実は。

 

 

人を愛して、愛されて、幸せで穏やかな人生を過ごしたければ

 

まずは、

 

自分を満たしてあげること。

 

 

ステップファミリーであってもなくても、

貧乏でも、裕福でも

シングルマザーでもそうでなくても、

いつだって、「幸せは自分が決めること」だし、

 

生活や人生の体制や条件が、どうであっても、

まずは、自分を赦して、満たしてあげることが

 

何よりの近道な 気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

MOTHERS NET
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。

離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、

これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、

絵本や絵やポストカードなどを創作しています。

それは、心の扉を開いたとき、

「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。

それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。

日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。


*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。

*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。

*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。












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