今日は、私のいのちと向き合う の続きです。
ライオンズゲートの次の8月9日、フィボナッチ音叉 の3回目のセッションを受けた5日後、
義父の新盆に、息子家族と、滋賀から帰ってきた末っ子の娘が来た。
そこで、またことは起こったのだ。

ワクチンの話になり、両者、案の定意見は、激しく分かれた。
分断の表れだった。
私は、ワクチンのことよりも、息子の意見の相違についての表現が、
まるで仕事のプレゼンのようであったのに驚かされた。
それから、「自分の家族が一番大切だ」と口にされたのが、
やはりどうして解っていても、きつかった。
「言葉は時として、刃物になる」という昔聞いた言葉を思い出した。
けれど、自分だって、そうやって、親元を離れたではないか。
あんなに可愛かった息子が、ずーっと遠くに感じられた。
「男の子は大きくなってから、どんなに寂しい想いをさせられたとしても、
幼少期に既に帳消しされてるらしいよ」という言葉を、
まだ幼い息子をぼんやり見ながら聞いていたのを思い出した。

確かにそうだ。
屈託のない笑顔、ユニークな言動に、
どれほど元気を貰い、どれほど癒されてきただろうか・・・。
でも、大人になって家庭を持ったりなんかして・・・
亡き義母も、実母も、いえいえ、息子を持つ母親は、
きっとみんな同じような苦くて甘酸っぱい想いをしているに違いない・・・
まるで失恋したかのように・・・。
ああ、私は未だに子離れが出来ていないのか?
ああ~情けな!(苦笑)
しばらくして、心待ちしていた昌美さんのセッションを受けることになった。
舌癌のこと、分断の事、子どもたちの関係性、絵本公募の落選など話した。
昌美さんは、まるで命がけのように、私のハイヤーセルフと対峙し翻訳してくれた。

私の内面の核になっている二極化(パワフルさと繊細さ)は、
極に走らないように学ぶために、わざと身に着けてきたものであったことを知った。
「正義に心が向いている時こそ、アラート」と言われたとき、
息子が以前放った、プレゼンのような強い発言を思った。
考えてみたら、長女もそんな風に語る時がある。
長女も息子も、やはり私の「投影」だったのだ。
西洋医学と代替療法。
そうだ、これも極に走らないように、さっさと口腔外科に行って来よう。
お陰様で「舌癌」の疑いは、すっかり晴れた。
それから、息子にお詫びと感謝の手紙を送った。
しかし、あまり理解できていない様子の返事が届いた。
それも、きっと、私自身の「まだ完全に未消化な部分」なのだろう・・・。
理解されないことと、愛されないことは、全く違う。
そこなんだ、きっと。
犬や猫や赤ちゃんが、言葉が通じなくても可愛い、愛しいと感じるように・・・
愛に境界はないはず。
息子の家族に、またひとり、女の子が産まれた。


こんなに小さかったっけ?
昨年も長女のところで見たはずの、生まれたての赤ちゃん。
なんの恐れもためらいもなく、無防備で、そして無垢そのもの。
息子の笑みにも、私の笑みにも、多少の角は取れたけれど、
私の魂の課題は、明確になりつつあるように感じた。
そしてもうひとつ。
私が今後、描いていくものも、明確になってきたように感じる。
今、私は、本質に帰る道中であることだけは、確かなのだとはっきり思う。

投稿者プロフィール

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*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。
離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、
これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、
絵本や絵やポストカードなどを創作しています。
それは、心の扉を開いたとき、
「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。
それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。
日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。
*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。
*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。
*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。
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