人生の宝石

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随分とご無沙汰してしまいました。

昨年末位から風の時代が始まり、そして新年が始まり・・・

トランプ大統領のことやコロナ禍のことや・・・

いろいろな話題が賑わっていましたが・・・

私は比較的安定しています。

これも毎日習慣になった瞑想のお蔭かもしれません。

 

対人関係で違和感を感じることも、それほどないのですが、

それでも「あれ?」って思った時はもちろんのこと。

朝ドラ「おちょやん」を見て、心がザワザワしたときや、

今朝のように涙が止まらなくなってしまった時など(笑)

私の中の何かが疼いているのを感じます。

そんな時、静かに目を瞑って瞑想を始めます。

出会う全ての出来事も人も物も、自分を炙り出してくれている・・・

自分と向き合うのは辛くて厳しいことですが、

そんな風に思うと、ホント・・・すべてに感謝ですね。

 

ところで、四人の子どもの末っ子が、とうとう我が家を離れることになりました。

来月大学を卒業し、就職はせずに、大好きなパートナーと関西方面に赴任(笑)してしまいます。

言わば、結婚を前提とした同棲生活が、パートナーの故郷で始まるのです。

お相手の方がご挨拶に来てくださいました。

誠実な職人肌のアーティストです。

娘が選んだ人生ですから・・・娘が選んだお相手ですから・・・。

 

コロナ禍、働き方も生き方も、随分変わったように、

もうとっくに、娘たちの中では首都圏ではなくて、

離れたところでの芸術のパフォーマンスが始まっているようです。

 

・・・であれば、親は応援しなくてはならないし、もちろん、応援しています。

・・・でもやっぱり、どうして・・・寂しいものです・・・。

人一倍、やんちゃで我儘放題の娘が、手元を離れるのですから・・・。

 

何か、身体の一部がもぎ取られるような感覚すらあります。

 

私って、こんなに子離れ出来ていなかったの?!

 

「子離れは子育てより難しい」と聞いたことがありますが、

そんなの情けない・・・情けない・・・

やっと自由になったのだから、

人一倍 格好よく、老婆ではなく熟女を愉しもうじゃないか!

とキャンバスに向かいますが、それこそ絵を描くのって孤独な作業。

ひと休みする毎に、ふとため息が出ます。

 

孫も遊びに来てくれますし、LINEカメラで話したりもしますが・・・。

 

もう少しだけ、子離れには時間がかかりそうです。

 

まあ・・・夫も、昨年父親を亡くして「母船」がなくなったようだ・・・。

と言っていて、本調子が出ないようなので、

お互い、のんびり、そんな「時」を愉しもうと思います。

 

これも人生ですね・・・。

そう言えば、故・澤谷鑛先生の著書の中に

澤谷先生の元を尋ねられた肥後の菊池さんの奥様が、生前、

「人生を振り返ってみれば、どれもこれも、みんな宝石のようです。」

のようなことを言われていた。

と書いてあったのを思い出しました。

 

これからもっともっと「私」の「幸せな人生の宝石」が増えるのでしょうね、きっと。

 

 

投稿者プロフィール

MOTHERS NET
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。

離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、

これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、

絵本や絵やポストカードなどを創作しています。

それは、心の扉を開いたとき、

「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。

それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。

日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。


*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。

*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。

*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。












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