本当の自分に還る場所・安曇野リトリート6(私だけの場所)

Pocket

とうとう最後の朝が来てしまった。

私たち3人は、時間を見つけては、いろいろな話をした。

まるで学生時代のようだった。

 

みんなで外に出た。

広い草原と山々、澄み切った空気が 私たちを出迎えてくれた。

     

お散歩して、気になるものと対話をするワークだった。

ずんずんと「カミーノ」を歩いた。

     

 

私は、山との対話を始めた。

 

ここに来て、まず最初に出会えたこの景色のこと

カナダのプリンスエドワード島のように感じたこと。なんかを話した。

小学3年生。

大学を卒業したての、若くて綺麗な先生が、担任の先生になった。

子どもながらに、若くて優しそうな女の先生にあたったのが、とても嬉しかった。

 

思えば、たった12歳くらいしか年の差はなかったのを

大人になってから、気付いた時には、びっくりしたものだった。

子どもにとって、「先生」という立場は、かなり偉大だったのだろう。

 

おまけに先生は、朝の会で「赤毛のアン」を朗読してくれた。

それがアンとの初めての出会いだった。

いつかプリンスエドワード島に行ってみたい!と思った。

家に帰っても、先生が読んでくれた、

その美しい情景を思い浮かべながら、庭で妄想した。

そして、両親の喧嘩が絶えなかった時期をしのいだ。

数日前に、義父が亡くなった後、何もやる気がおきなくて、

ぼーっとしていたころ、撮り溜めていた映画「赤毛のアン」を見ていたが、

そこと似た場所にこうして訪れたことが、本当に夢みたいだった。

 

物語や映画の舞台になった本物の場所に行くのも素敵なことだけれど、

そしてその夢は、未だ叶っていないけれど、

でも、それよりももしかしたら、

もっと大切な故郷のような「私だけの場所」に出会えたような気がした。

 

そんな話をしばらく山に話していた。

 

すると、「そろそろ食事にしましょう。」と、ぶちさんの声。

 

「あと一分だけ!」

そう言うと、私は山の横の林の中に入っていった。

  

するとどうだろう!

ここに来た日にワークをしたときに、

私が入っていった「地球の真ん中」の林のようだった。

静かに音を立てて、木の葉が舞っている。

葉が落ちる音を、最近聞いたことがあったろうか・・・。

 

私は、わざとガサガサと音を立てて、

落ち葉を踏みつける。

「また来るね。待っててね」

「うん。待ってるよ。」

 

セピア色の

落ち葉のコンチェルト♪

 

ああ~帰りたくない・・・。

 

投稿者プロフィール

MOTHERS NET
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。

離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、

これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、

絵本や絵やポストカードなどを創作しています。

それは、心の扉を開いたとき、

「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。

それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。

日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。


*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。

*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。

*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。












詳しいプロフィールはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です