本当に自分に還る場所・安曇野リトリート5(腑に落とす)

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午後のワークは、まずスピリットダンスから・・・

もうかれこれ10年ほど前、確か南山みどりさんが企画された

池川明先生と山川亜希子さんの江の島での講演会の最後で、

山川亜希子さんが先頭を切って、スピリットダンスを踊ったのだけど、

その時は恥ずかしくて踊れなかった。

なのに、不思議だ・・・今度は楽しく自由に踊ることが出来た。

羞恥心など、ぜ~んぶかなぐり捨てて

開放するのって、ホント気持ちいい!

 

そんなワークで少し汗をかいたあとは、

アートの時間。

用意された3枚の画用紙とパステルとともに、自分と向き合う時間だ。

1枚目は、手放したいもの。

2枚目は、ありたいもの。

3枚目は、そしてそれらを統合したもの。

 

1枚目の手放したい絵は、4人の子どもたちの絵だった。

まさに私の子どもたち。

もう管理しなくていい。子離れしていい。

その子たちの人生を そのまま信頼して祝福していていい。

 

2枚目の絵は、ありたいもの。

太くて大きな木を描いた。

 

私が尊敬する、画家であり、絵本作家の「いせひでこさん」の影響だろうか。

描いた後、そう思ってしばし自分の絵を眺めた。

ふと彼女が愛してやまないゴッホを思った。

ゴッホは、牧師の家に生まれ、本当は牧師になりたかったが、

その代わりに、神の言葉を絵を通して描いていた。

やがて、草の絵を描いた日本人の絵に、八百万の神を感じ感銘を受ける。

天に向かってそびえ立つ、代表的な「糸杉」。

それは、宇宙と自然といのちを与えてくれた、

神の愛を描いたように思う。

私も、木を通して、神の愛を描きたかったのかな・・・。

 

3枚目の絵は、それらを統合したもの。

 

私は淡い黄色の中に、

幼児が大好きなオレンジ色の中に、マゼンダ色のハートを描いた。

直ぐに題名は「愛と自由」と名付けられた。

 

自分の思う絵が描けたと同時に、しばらくすると、

頭がグアングアンチクチク痛くなった。

昨日は、実は気持ちが悪くなったりもした。

 

心地よいのに、波動が調整しきれていないような・・・

身体がついていけていないような・・・少し疲れてきた。

 

部屋に戻ると、少し疲れていたのに、

またおしゃべりタイムが始まった。

 

温泉に入り、また弥生さんの愛溢れた食事を頂いた後、

 

ブチさんとユキさんが、身体の調整をしてくださった。

私はここ数か月、義父の介護に追われていたのもあり、

身体全体がいつもと違った感じで重いのを感じていたのを話すと

それも含めて、ブチさんが気当てをしてくださった。

 

その後、ブチさんとユキさんにいろいろ話を聞いてもらった。

 

何がきっかけでそんな話になったか覚えていないけれど、

私はこれまで、目標を立てて、頑張って達成感を味わった後、

バーンアウトしてしまったことを思い出していた。

このリトリートではっきり、

目標なんていらない。達成感なんていらない。

ただただ今を楽しみ、充実して満足すれば、それでいいんだ・・・。

と、はっきり腑に落とすことができた。

 

しあわせはいつも、ここにあるのだから・・・。

 

 

とうとう最後の夜。

 

また夜空を見に外に出ると、あの仙人のような(笑)

大さんがいらしたので、星の名前を聞くと

一緒に星を見上げて、アプリをかざしてくれた。

「あれが、木星で、これが土星・・・」

・・・て?! 今話題のグレート・コンジャクション?

大さんは、何ごとも同じないみたいに、穏やかにつぶやく。

そしてよーく見ると、うっすら天の河まで見えるではないか!

天の河って、夏だけしか見えないのかと思ってた~!

 

すべては完璧に作られていて、

完璧に用意されているように感じた。

 

ただただ、満足で・・・

 

そして しあわせだった。

 

 

投稿者プロフィール

MOTHERS NET
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。

離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、

これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、

絵本や絵やポストカードなどを創作しています。

それは、心の扉を開いたとき、

「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。

それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。

日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。


*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。

*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。

*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。












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