出かける車中で男の子3人を連れていた家族がいました。
一番上のお兄ちゃんが小学校2年生くらい
二番目のお兄ちゃんが幼稚園生くらい。
三番目の子が3歳位だったでしょうか。
一番下のお子さんは何やらピーピー泣いていて
ママは怒鳴っているし、何やら大騒ぎでした。
疲れきったママの表情を見ていたら、
ただ一点を見つめていて、
「なんでこんなに、言うことを聞いてくれないんだろう。
旦那はなんでもっと協力してくれないんだろう。
もっと子育てって楽だと思っていたのに・・・。
私の人生いつまで、こんな状態が続くのだろうか・・・。」
まるでそんなセリフが聞こえてくるようでした。
私も同じ経験があるから、
そんな風に見て取れるんですね。
つい、怒ってしまうと、余計に泣かせてしまったりして、
疲れは倍増です。
おまけに、起こってしまった後は、
自己嫌悪までついてくる。
「お母さんは家の中で、太陽のような存在でいなくちゃ」とか、
「いつも笑顔で!」
そんなの耳にタコが出来るくらい聴いてる。
そんなの解りきっていますよね。
笑顔になりたくたって、
こんなに疲れていたら
笑顔なんてなれやしません。
そんな時、そんな風に言われたって、
ただの理想論でしかないですよね。
でもね、
そんな時、
自分は怒ってるんだ。
辛いんだ。
って、感情を味わい切ってみるといいみたいです。
そして充分味わいきったら、
自分を俯瞰して見てみるといいみたいです。
そうすると、自分の身体にこびりついた
「感情」くんが、自然と離れていくのが
手に取るように解る瞬間があるんです。
それはどんなときでも、
案外有効です。
例えば、悲しみに明け暮れた時。
例えば、嫉妬心がでた時。
例えば、寂しくて仕方なくなった時。
すべての「感情」という「感情」は、
それ本来が自分ではないので、
味わい切った時に、自然と身体から離れていくのです。
例えば、化粧をした自分は、そのものは、
自分のありのままの姿ではないですよね?
「感情」も
化粧したその「化粧」の部分と同じ。
自分のありのままのものではないので、
感じきったら、
そのまま消えてなくなっていきます。
一度試しにやってみてくださいね。
そうやって落ち着いてみると、
子どもが「やった行為」に腹を立てただけであって、
「子ども自身」に対して、
憎くて腹を立てたわけでも何でもなかったことがわかり、
自己嫌悪に陥ったり、
負のスパイラルに陥ったりしなくなりますから・・・。
投稿者プロフィール

-
*個性豊かな4人の子どもと夫との、ステップファミリーです。
離婚、子連れ再婚やいじめ問題、不登校、両親の死などの
経験のそのすべては、本当の自分に還るための、より豊かに幸せに生きるための贈り物であったことに、あとから気づかされ、
これからは、「本当の自分」を大切にし、魂がワクワク喜ぶ人生にシフトチェンジして、
絵本や絵やポストカードなどを創作しています。
それは、心の扉を開いたとき、
「本当の自分」を大切に守ることができる「宝石箱」。
それが、この地球に生まれてきてくれた子どもたちが、贈ってくれている
なによりものメッセージではないかと思うからです。
日々の、その一瞬の色や光を ゆっくり味わい感じ入ること。
そんな自分を大切に信じること。
出会った家族や友人、恩師、知人とともに創造する人生を尊重し合うこと。
をモットーにブログを綴っています。
*自分の原点ともいえる、親との関係を振り返ったとき、弱い自分を認めて受け容れたとき、ました。
*このブログでは、子育てやパートナーシップや仕事に挫折した私が、
自分の人生を振り返り、本当の自分に還って、私の感性を取り戻し、私が最も大切にしたいことや夢や生きたかった人生を創造していくさまをそのまま綴っています。
*色や光で自分を解放しながら、自分自身と向き合い、私が好きな世界観を表現し、森羅万象の一部として、静かに命を味わい尽くしたいと思っています。
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